「市販品のバレエウェアが着られない」そんなあなたの欲しいものはここにあります!

「太めががっつり動けるバレエレッスン用サウナウェア」作りました

2018/10/02
 
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クラシックバレエとソーイングが大好きなアラフィーです。夏の暑さにも負けず、冬の寒さにも負けず、先生のお小言にもめげず、レッスンとウェア制作に励んでおります。座右の銘は「一生現役」。得意なパはピケターン。キトリのカスタネットのソロを踊るのが目標。

おいでくださり有難うございます。バレエウェアコーディネーター結月ななです。

忙しい毎日ですが、レッスン頑張ってますか?。

仕事が忙しかったり、家事で疲れたりすると、時間のやりくりがつかなくて、「大好きなバレエなのに、今回もレッスンいけなかった…」ってなることがありますよね。

でも、理由はともかくバレエのレッスンをさぼると、どういうわけか体の調子がよくないってこと、ありませんか。

腰が痛くなったり、肩が凝ったり…。それだけ、バレエの動作は体をほぐしてくれているってことなんでしょう。

これは、バレエを習っている方には、よくお分かりになるのではないでしょうか。私よりずっとバレエ歴の長い方には「当然!」って言われてしまうかな(苦笑)

太めでも楽に動ける大きなサイズのサウナウェアが欲しいのだけど

バレエのレッスンを受ける時には、身体が暖まって動きやすくなるまで、ウオームアップ用のウェアを着用される場合も多いと思います。

ウォームアップ用のウェアは、身体をあっためるという目的のほかにも、身体を絞るために汗をたくさんかきたい時にもいいものです。

それには、布地が防水加工されていて、上下のつながったタイプのウォームアップ用のウェアは便利ですよね。この場合、ウォームアップというより、サウナウェアといった方が解りやすいでしょうか。

私も、普段から愛用しています。秋から冬にかけて、冬から春にかけての気温が不安定な時期のレッスンには、体を温めるために欠かせません(夏場はのぼせるので着ませんが(苦笑))

しかし、今着ているサウナウェアにたどり着くまでには、すごく苦労しました。

私と同じような、ちょっと太めの体形の方にはご理解いただけると思うのですが、バレエのレッスン時に、ウォームアップ用のウェアもしくはサウナウェアを着るというのは、身体を温めるという目的のほかに、汗をかいて体を絞るためという場合があります。

そういった目的で、ウォームアップ用のウェアを探すのは、多くの場合、私のようにやや太めの体形の持ち主だと思うのです。

しかし、「汗をかいて、体を絞りたいからサウナウェアを着てレッスンしたい!!」のに、肝心の「市販のバレエ用のサウナウエアに着られるサイズがない!!」ってことはなかったでしょうか。

私はありましたよ(´;ω;`)ウゥゥ

発表会の舞台に出る時、チュチュを綺麗に着たいから、しっかり身体を絞りたくて、汗をかくためにサウナウェアを探したのです。

あちこち探して「これは!」というサイズのウェアを買ったのに、「きつくて着られない(泣)」「なんとか着たけど、動けない」ということが。

ぴちぴちのサウナウェアを着て、かいたのは冷や汗(´;ω;`)ウゥゥ

もともと、バレエをされてる方は細い方が多いので、バレエ用のサウナウェア自体も細く作られています。

でも、それはプロの皆様の話であって、普通の生活をしながらバレエのレッスンをされている方は、そんなに細い方ばかりではないのではないでしょうか。

私は、もともとが他のスポーツをしていたので、バレエ向きの体形でないというところも大きいのですが、伸びない布地で作られたバレエ用のサウナウェアだと、一番大きいサイズを買っても、特に太ももの部分が合いませんでした。

なんか悔しくないですか。発表会でチュチュを綺麗に着るために身体を絞りたいのは、すでに痩せてる人じゃなくて、ちょっと太目の体形が気になる人なのに、そのための市販されているサウナウェアは、痩せる必要のない人向けのサイズしかないなんて。

その時は仕方なく、市販されていた一番大きいサイズのサウナウエアを、無理無理着てレッスンしていたのですが、毎回いい汗をかくどころか「いつ破れるか…」ってひやひや(苦笑)。

太もももヒップも、そっちもこっちもぴちぴちパンパンで、デヴェロッペがやっと。グランバットマンなんて、足を上げた途端、せっかくのサウナウェアがバリっと破れちゃいそうで、とてもとてもできません。

いい汗をかくどころか、冷や汗がだらだらでした。思い切り手足を伸ばして動きたいのに、どうにもならなくて、ものすごく悔しかったです。

「思い切り動ける、ゆったりサイズのサウナウェアが欲しい」そう、心から思いました。

「太めががっつり動けるバレエレッスン用サウナウェア」作りました

それから何回か、懲りずに何枚か市販品を購入して試しましたが、どうしても合うサイズはありませんでした。

そういうわけで、こうなったらもう、探すより作った方が早いと判断して、自分好みのサウナウェアを自分で作成することにしました。

ちょっと太目体形でも、破れる心配なく思い切り手足が動かせて、しっかり体を温めて汗がかけるように、型紙を作りなおしました。ヒップと太ももは少し多めにゆるみをとり、ストレスなく動けるように各部分を変更しました。

ウェアがきつくて身体が動かせないのでは、わざわざサウナウェアを自作する意味がありませんからね。着ごごちと布地にもこだわりました。ネットで探して(田舎なので)、撥水加工した、サウナウェアに最適のものを見つけたときには小躍りしました。

何回か試作をして、やっと、自分の理想の形の欲しかったものができたときには、嬉しくてガッツポーズが出ましたよ。これで、楽に手足を伸ばして、しっかり身体をあっためて、汗をたくさんかきながらレッスンできるって(苦笑)。

私が「サウナウェアに欲しいと思ったポイント」を全部詰め込んで作った、渾身の力作の「サウナウェア」の完成です。

最近、ストレッチ素材に撥水加工を施した、良質の布地が手に入りましたので、さらに動きやすいサウナウェアを作ることが出来るようになりました。

私と同じお悩みを抱えている方、ご注文受け付けております。楽に動けるサウナウェアを着て、レッスン頑張りましょう!

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クラシックバレエとソーイングが大好きなアラフィーです。夏の暑さにも負けず、冬の寒さにも負けず、先生のお小言にもめげず、レッスンとウェア制作に励んでおります。座右の銘は「一生現役」。得意なパはピケターン。キトリのカスタネットのソロを踊るのが目標。

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