「市販品のバレエウェアが着られない」そんなあなたの欲しいものはここにあります!

ピンクのバラ柄の巻きスカートはいかがでしょう?

 
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クラシックバレエとソーイングが大好きなアラフィーです。夏の暑さにも負けず、冬の寒さにも負けず、先生のお小言にもめげず、レッスンとウェア制作に励んでおります。座右の銘は「一生現役」。得意なパはピケターン。キトリのカスタネットのソロを踊るのが目標。

ご訪問くださりありがとうございます。バレエウェアコーディネーター 結月ななです。

今回のお話は、バレエウェアの色についてです。さて、あなたはふだん、どんなバレエウェアを着てレッスンされていらっしゃるのでしょうか。

体形を気にして、暗い色のバレエウェア着ていませんか

バレエウェアは、レオタードと巻きスカートから始まって、ニットのカットソーやチュニックなどがありますよね。あなたは自分の好きな色のものを着ていらっしゃいますか。体形を気にして、ついつい暗い色ばっかり選んでいる…なんてことはありませんか?

普段着の場合でも、40代以上になると、どうしても地味な色を選択しがちになります。特に、ちょっとぽっちゃり体形を気にしている場合、細く見せようとして、黒や茶色などの暗色系を選ぶことが多くて、クリアな明るい色は敬遠しがちになります。で、バレエのウエアでも同じことをしてたりしませんか。

実は私もそうでした。

ちょっとでも細く見えるようにと、黒ばかりを着ていた時期がありました。私の好きな色は、一番は紺色なのですが、明るいブルーやラベンダー、ピンクや明るめのワインカラーも好きなのです。しかし、紺色はともかく、そのほかの色は膨張色ですよね。ぽっちゃり体型を気にするあまり、さらに太く見えるのが嫌で、意識的に明るい色を避けていたのです。

明るい華やかな色のバレエウェアは、着るのを諦めていたといった方がいいかもしれません。

「赤いチュチュ、似合うよ!」目からウロコだったお仲間さんの一言

そんなある日のレッスンで、何気なく隣にいたお仲間さん(Hさんといいます)を見ると、とてもきれいな明るいピンクのトップスを着ていて、それがとても似合っていたのです。

彼女は私と同い年。つまりアラフィーです。彼女と私の違うところは、彼女は細身で私はぽっちゃりという点。「明るい色のものが似あってうらやましいなぁ」と思いつつ、素敵だったので、素直に褒めました。

「Hさん。ピンク似合うね。すごく素敵。」と。

すると、彼女は意外なことを口にしたのです。

「ななさんだって、明るい色着ればいいのに。この間舞台で着てた赤いチュチュ、よく似合ってたよ。もう一枚のピンクのも綺麗だったよ。」と。

赤いチュチュ=正確には明るいワインカラーなのですが、先日の舞台で着た衣装のことでした。私のとても好きな色で、いちばん好きなデザインの衣装だったので、太いとか細いとか気にする前に、それを着られたことがとても嬉しかったのです。彼女はそれが「似合ってた」といってくれたのです。

「でもさ、私太目だから、みっともなくない?」と言うと、「誰のこと気にしてるの?外に出て人に見せるわけじゃないんだから、好きなもの着ちゃえばいいんだよ。明るい色似合うのにもったいないよ。」

彼女の言葉に、目からウロコが落ちる思いでした。

バレエウェアなのだから明るい色を着て楽しみませんか

確かに、体形に自信がないと、ほかの人の目を気にして、ついつい無難な暗い色を選びがちになります。が、彼女の言う通りで、バレエのウェアを着て外を歩くわけではないのですから、普段着と同じように、地味な色を選ぶ必要は全くないのです。

逆に、バレエのウェアだからこそ、普段着ないような明るい色をチョイスするのもアリだと気づきました。

なぜなら、ほとんどのごくフツーのアラフィーだったら、背中出し肩出しのレオタードは着ませんし、ミニスカート(巻きスカートはミニ丈です)も履かないですよね。でも、バレエを習っていることによって、そういったバレエウェアを着る機会があるのです。ですから、この機会をチャンスだと考えて、体形を気にしないで好きなものを着て、レッスンを楽しんだ方がいいんじゃないかと思ったのです。

それから、少しずつですが、明るい色のバレエウェアをチョイスできるようになりました。

まず初めに巻きスカートからチャレンジしてみませんか

ここで、秘密を一つお教えしましょうか。

実は、好きな色って、自分に似合う色でもあるんですよ。言い換えると、好きな色は「一番自信をもって着こなせる色」ともいえるのです。自信をもって着こなせるから、余計に似合うという相乗効果もあります。好きな色を、自信をもって着こなしていると、体形なんかまったく気にならないほど、とても素敵に見えるんですよ。

私の一番好きな色は、紺色とピンク系なので、スカートが紺色ならトップスには明るい赤やピンクなどを組み合わせます。逆にトップスを紺色のニットにするなら、スカートは柄の入った明るいピンク系をチョイスするなどして、自分の好きな色を組み合わせたバレエウェアを着てレッスンを受けています。

毎回のレッスンで「今日のスカート素敵だね」とか「その色いいじゃん」など、私のウェアをほめてくれるお仲間さんもいて、「自分の好きな色をチョイスして、着こなしているから、ちょっと素敵に見えているのかな」なんて、とっても嬉しくなったりします。

ついでに、「新しいスカート欲しくなったから作って!」なんて、思いがけずオーダーをいただいたりと、嬉しいハプニングもあります。

せっかくバレエを習っていて、一般の人が着ないレオタードや巻きスカートを着るチャンスなのですから、あなたの一番好きな色や柄のウェアを着て、もっと楽しくレッスンしませんか。

体形を気にするあまり、明るい色をあきらめるのは本当につまらないことです。バレエを習っていて、バレエウェアを着るからこそ、チャレンジできる華やかな明るい「好きな色」なのですから。

まず最初に、巻きスカートからチャレンジしてみませんか?

当方では、とても素敵なピンクのバラ柄や、シックな紺地のペイズリー柄、今は手に入らないデッドストックの細かい柄など(もちろん無地も各色あります)、様々なジョーゼットを揃えて、おります。きっと、人と被らない、あなた好みの布地を見つけることが出来ますよ。

まずは、あなたのご希望をお聞かせください。お問い合わせお持ちしております。

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クラシックバレエとソーイングが大好きなアラフィーです。夏の暑さにも負けず、冬の寒さにも負けず、先生のお小言にもめげず、レッスンとウェア制作に励んでおります。座右の銘は「一生現役」。得意なパはピケターン。キトリのカスタネットのソロを踊るのが目標。

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